石川県放課後児童支援員等研修
※資格認定研修ではありません
近年、少子化や核家族化の進展とともに児童や保護者のニーズが多様化し、放課後児童クラブへの期待も高まっています。
そこで、県内クラブ全体の質の底上げを図るべく、支援員等の専門的な知識と技術の向上や、交流促進のため研修を拡大し、支援員等が研修へ参加する機会を増やすとともに、基礎的・実践的なプログラムを取り入れ、その機会を提供しています。
新型コロナウイルス感染症の影響により研修の開催が難しい場合は、中止や内容の変更等の対応をいたしますので、ご了承ください。
研修一覧
初任者研修
R7初任者研修1【放課後児童支援員等の役割と仕事内容】
放課後児童クラブで働く皆さんにとって、日々の保育の中で子どもとうまくいかない こともあれば、保護者との信頼関係の構築や学校との日常的な情報共有に悩むこともある でしょう。また、支援員間であっても、保育の考え方や仕事への取り組み方、立場の違い などで人間関係が難しいと感じることもあるのではないでしょうか。 今回は支援員等に求められる役割や仕事内容について、クラブで働いて日が浅い皆さん から寄せられた悩みや疑問をもとに、同じように悩みながら現場経験を積んでこられた先 輩支援員からの講義及びグループワークを通じて学びます。
講師 重木 奈穂美 氏(津幡町のびっ子くらぶ支援員、勤務年数21年)
共通研修
R7共通研修1【子どもと一緒に作ってみよう!すぐに遊べるおもちゃ作り】
子どもにとって「遊び」は欠かせないものです。そうした遊びの場面で放課後児童支援員は、子ども達の遊び相手や仲間の一員になるほか、子ども達に新しい遊びを紹介したり、必要な技術や知識を教えることもあるでしょう。 今回の研修は、毎回大変好評の工作企画の第三弾です!手作りおもちゃを製作し、日々子ども達との遊びを楽しんでいる、津幡町こども科学館の岡田先生を引き続き講師にお招きし、家庭などにある身近なものを使った「簡単!楽しい!すぐに遊べる」おもちゃ作りをご指導いただきます。 必要な材料をあらかじめ用意して、研修当日に一緒に作ってみましょう!
講師 岡田 秀 氏(津幡町こども科学館 科学教育専門員・元小学校理科教員)
R7共通研修2【放課後児童クラブの生活と遊び】
子どもにとって放課後児童クラブは「生活の場」であり「遊び等の活動の拠点」でもあります。児童期の子どもたちにとって遊びは「他に代えがたい必要不可欠なもの」として、その成長発達に対しても大きな意味を持ちます。また、令和7年度より改正された「放課後児童クラブ運営指針」では、放課後児童クラブでの生活や遊びについて、支援員が「こどもと共に考え、こどもと共に決めていく」ことの大切さが追記されています。 今回は、大阪健康福祉短期大学の代田 盛一郎教授を講師にお招きし、放課後児童クラブでの生活の中心となる「遊び」の意義や大切さ、支援員等が遊びを理解するポイントや遊びに関わる意味や配慮すべきことなどをお話いただきます。
講師 代田 盛一郎(だいだ せいいちろう)氏 (大阪健康福祉短期大学 教授)