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ワークライフバランスの必要性はわかるが、業績が苦しい時に、そのようなことは言ってられない。大企業ならできるかもしれないが、経営が特に厳しい中小企業では明日の経営すらわからないのに非現実的である。

 「中小企業ではワークライフバランスに取り組むのは難しい」としばしば言われます。たしかに育児休業制度などの導入状況を見ると、中小企業は大企業と比べて遅れています。しかし、だからと言って中小企業では困難と結論づけるのは早計です。実は、中小企業だからこそ推進しやすい面もあります。
 中小企業でワークライフバランスを推進しやすい要因は5つあります。 崘塾蓮廚鯢床舛掘▲ャリアロスが少ない、¬鮨Δ粒層がフラット、職住近接の職場環境、た場に子どもを連れてこられる雰囲気、ソ性活用をめぐる多様性です。
 従来の大企業型のワークライフバランスは、育児休業を筆頭に制度を整備していくことに腐心する傾向がありましたが、中小企業での実践は、柔軟さと経営トップが皮膚感覚で把握している従業員ニーズに即して、鶴の一声で組織業務体制をどんどん変革していくダイナミックなものです。
 中小企業の方が、社員と経営者の距離が近く、社員一人ひとりにきめ細やかな対応ができる利点があります。先進的な取組みをしている中小企業の多くは、ワークライフバランスに取り組もうとしたわけではなく、何とかこの人(多くは優秀な女性社員)に就労継続して欲しい、そのために会社は何ができるかと考えた結果に過ぎません。
 これからは中小企業の特性を活かしたワークライフバランスの取組みを普及していく必要があると思います。

地元企業で働く労働者からのアドバイス


回答:渥美 由喜氏 (株)東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長

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