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効率的に仕事に取り組むというイメージが湧きにくいので、具体的な事例を挙げて欲しい。

 業務の見直しには、5つの切り口があります。「やめる、簡単にする、真似をする、してもらう、一緒にする」の頭文字をとって私は、『やかましい』の手法と名付けています。業務を職場全員でやかましく見直していくことが大切です。
 私がお手伝いをしたA社では、B部門をモデル部署として「新しいことを考えるときには、それまでやってきたことを2割やめる」ルールを導入しました。当初、現場から大きな反発を受けました。「やめたら仕事に支障が出るはずだ」。私は「支障が出たら元に戻しますから、とりあえずやめてください」と押し切って、1年後。実際に戻した業務はわずか5%。95%はやめても何の支障もなかったのです。残業は3割程度、減ったのみならず、ズルズルと惰性でやってきたことをやめてみたら、本当にやりたいことにエネルギーが投入できるようになり、B部門の業績はさらに伸びました。「時間が減ったら、むしろ仕事の質は上がった」というB部門の発表は、A社全体に横展開していくうえで大きな推進力となったのです。

地元企業で働く労働者からのアドバイス

 例えば、「今日中に」絶対にしなければならないこと、「明日まで」でよいもの、「今週中」でよいもの、など仕事に優先順位を付けることが挙げられます。
 また、自分で絶対にしなければならないこと以外は、後輩を育てる意識で思い切って他の人に任せてみるのもありかもしれません。人に任せるスキルが身に付くことで、ワークライフバランスに取り組みやすくなるだけでなく、マネジメント能力も身に付くと思います。ただし、仕事したくないから他の人に振ってると関係が悪くなるので要注意ですよ。(サービス業)


回答:渥美 由喜氏 (株)東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長

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