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ワークライフバランスを実現するには働き方を見直すことが重要であると言うが、効率化だけを追求したり、なんでもかんでも上司から指示されるのでは、意欲のある社員ほどやる気をなくしてしまわないか。

 ワークライフバランスとは、決して効率化だけを追求するものではありませんし、会社や職場や上司が面倒をみてくれるものでもありません。一人ひとりがワークにもライフにも真摯に向き合うポジティブな姿勢こそが必要なのです。原点は、皆に公平に与えられている「時間」を上手に使って自分の人生を設計していこうという、個人の自覚です。
 効率化には向いていることと向いていないことがあります。例えば、私は家事は徹底的に効率化・合理化を追求しますが、老父の介護や難病の息子の看護もしており、そうした場面では相手のペースに合わせます。つまり、自らの権限が及ぶ部分は徹底的に効率的な時間の使い方を追求し、相手に合わせるべきところは相手に合わせるべきです。何事もメリハリが大切なのではないでしょうか。
 また、ワークライフバランスは指示されてやるものではなく、自主的に取り組むべきことです。社員のやる気はとても大切なもので、意欲のある社員ほどやる気をなくしてしまうとしたら、それは間違ったやり方をしていると思います。ありがちなのは、人事総務部門が業務改善策を決めて、現場に伝達するというやり方ですが、これは失敗しやすいのです。どんなに良い取組みでも、現場にやらされ感が漂ってしまうと長続きしません。職場単位で自ら考え、実行させることが大切なのです。

地元企業で働く労働者からのアドバイス


回答:渥美 由喜氏 (株)東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長

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