感染症情報<第2347号>
今週の感染症の流行状況
(2023年11月20日~2023年11月26日)
◆定点把握対象疾患(週単位)の患者発生状況
■注目の感染症
【新型コロナウイルス(COVID-19)】・健康推進課のホームページにて、直近5週間の患者報告数等の情報を公表しています。
【インフルエンザ】
・県全体の定点あたり患者報告数は30.27人となり、前週の18.65人より増加しました。保健所管内別では、能登中部が39.33人、石川中央が33.45人、金沢市が32.29人と多くなっています。
【咽頭結膜熱】
・県全体の定点あたり患者報告数は4.79人となり、前週の2.83人より増加しました。保健所管内別では、石川中央が7.50人、能登中部が6.75人、南加賀が4.00人と多くなっています。
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
・県全体の定点あたり患者報告数は5.52人となり、前週の6.83人より減少しました。保健所管内別では、能登中部が12.25人と多くなっています。
■注目情報
- インフルエンザ警報を発令しました(令和5年11月29日発表)
令和5年第47週(令和5年11月20日~11月26日)において、県内のインフルエンザ定点医療機関あたりの患者報告数が、30.27人となり、警報の基準値である30人を超え、大きな流行の発生・継続が疑われるため、インフルエンザ警報を発令しました。
今後、さらなる流行の拡大や、新型コロナウイルス感染症との同時流行にも注意が必要です。こまめな手洗いや咳エチケット等、感染拡大防止対策の徹底をお願いします。
▼石川県感染症情報センター