感染症情報<第2346号>
今週の感染症の流行状況
(2023年11月13日~2023年11月19日)
◆定点把握対象疾患(週単位)の患者発生状況
■注目の感染症
【新型コロナウイルス(COVID-19)】・健康推進課のホームページにて、直近5週間の患者報告数等の情報を公表しています。
【インフルエンザ】
・県全体の定点あたり患者報告数は18.65人となり、前週の11.35人より増加しました。保健所管内別では、金沢市が22.71人、石川中央が21.18人、能登中部が21.17人と多くなっています。
【咽頭結膜熱】
・県全体の定点あたり患者報告数は2.83人となり、前週の4.38人より減少しました。保健所管内別では、能登北部が4.50人、石川中央が4.00人と多くなっています。
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
・県全体の定点あたり患者報告数は6.83人となり、前週の3.66人より増加しました。保健所管内別では、能登中部が9.50人と多くなっています。
■注目情報
- インフルエンザの流行が拡大しています(注意報発令)(令和5年11月8日発表)
令和5年第44週(令和5年10月30日~11月5日)において、県内のインフルエンザ定点医療機関あたりの患者報告数が、10.98 人となり、注意報の基準値である10人を超えたため、インフルエンザ注意報を発令しました。
今後、さらなる流行の拡大や、新型コロナウイルス感染症との同時流行に注意が必要です。こまめな手洗いや咳エチケット等、感染拡大防止対策の徹底をお願いします。
▼石川県感染症情報センター