(公財) いしかわ結婚・子育て支援財団
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感染症情報<第2013号>

今週の感染症の流行状況

(2020年3月16日~2020年3月22日)

 注目の感染症 

 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(PDF:109KB)

県全体での定点あたり患者報告数は3.93人となり、前週の定点あたり患者報告数4.21人より減少しました。保健所管内別では、能登中部が9.00人と多くなっています。

◆新型コロナウイルス感染症について(令和2年2月23日)

県民のみなさまにおかれましては風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に、お一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。特に持病がある方、ご高齢の方は、できるだけ人混みの多い場所を避けるなど、より一層注意してください。

 

現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医等にご相談ください。

 

次の症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。

  • 風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続いている。(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
  • 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。

※高齢者や基礎疾患等のある方は、上記の状態が2日程度続く場合

 

「帰国者・接触者相談センター」でご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」をご紹介しています。マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。

  

<相談後、医療機関にかかるときのお願い>

  • 「帰国者・接触者相談センター」から受診を勧められた医療機関を受診してください。複数の医療機関を受診することはお控えください。
  • 医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、手洗いや咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる)の徹底をお願いします。

詳しくは、新型コロナウイルス感染症についてをご覧ください。

  

 ◆【警報発令】A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が流行しています(令和2年2月5日)

石川県感染症発生動向調査におけるA群溶血性レンサ球菌咽頭炎患者の定点医療機関あたりの報告数が、2週連続で警報基準値(定点医療機関あたり8人)を超えたため、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の警報を発令しました。

 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、A群溶血性レンサ球菌により引き起こされる感染症で、発熱と全身倦怠感、咽頭痛を特徴とします。

感染拡大防止のため、手洗いの励行と咳エチケットの徹底をお願いします。

また、発熱や咽頭痛などの症状がある場合には、早めに医療機関を受診しましょう。

【情報提供】
▼石川県感染症情報センター(PC・スマホ)
http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kansen/index.html

http://www.pref.ishikawa.lg.jp/hokan/kansenjoho/index.html