子どもと親のためのコミュニティ広場
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みずきとはるき。我家の子どもたちの名前だ。ありがちかもしれないが、みずきが男の
子。はるきが女の子。世間では逆のほうが多いようで、実際からかわれもするらしい。
そのたび、「お父さんとお母さんが一生懸命考えた名前だぞ!」と反論しているようだ。
みずきは、結婚したときに、夫の実家の庭にハナミズキの木を植えたことから、最初の
子はこの名前に決めていた。お腹にいたときから名前で呼びかけていた。生まれてすぐの
産院で、二人きりになったとき、「みずき」と呼びかけたら、まぶしそうにうすく目を開け
た、その顔を今でもはっきり覚えている。お腹の中で聞いていたんだな。声が届いていた
んだな。その時、産んで初めて涙がでた。
漢字では、「瑞貴」と書く。生後10ケ月で夫が中国に赴任になり、私と瑞貴は何ケ月かお
きに、日本と中国を往復した。
瑞貴は中国語ではルイクイと読む。瑞はおめでたいという意味で、貴は貴い。中国的に
も大変にいい名前だと誉められた。
その中国で第二子を妊娠した。つわりの時期、起きられない私はもちろん、二歳の動き
たい盛りの瑞貴も、とてもよくして頂いた。だから、なにか国にまつわる名前を……とい
うのが、夫と私の希望だった。
中華人民共和国で生命を授かった。そこから「華生」と書いて「はるき」と決めた。国
や人種に関係なく、世界中の人と仲良くなってほしいという、両親の欲張りな願いが詰ま
っている。
この子が一年生の時、自分の名前で詩(のようなもの)を作った。
は…はるとあきがすき
る…るすばんは一人でしない
生…生きていきたい
笑ったあとで、じんわり感動した。そう、生きていってほしい。それが一番、親として子
どもたちに望むこと。
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