子どもと親のためのコミュニティ広場
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生まれてくる一輝へ
阿部 豊寿(25) 石川県金沢市
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今年五月、妻の美穂のお腹に、大切な一つの生命が宿っていると告げられました。
二人の間に初めて授かった大事な命です。生命に対して輝きさえも感じました。僕た
ち夫婦も当然ながら、お互いの両親も大喜びしてくれました。家の中は、今まで以上
に明るくなり、家族のきずなも、より強くなったようです。このたった「一」つの
「輝き」をずっと持ち続けて欲しい。そんな祈りを込めて、生まれてくる男の子に僕た
ちは「一輝」と命名します。
美穂が妊娠してからというもの、これまでに味わったことのない充実を感じるようにな
りました。
安定期に入ると、美穂のお腹は日に日に大きくなっていきます。そんな時、美穂は僕の
手をにこやかに取り、触ってみてと言いました。そっと触れ、僕はまた一つ感動を味わい
ました。お腹にいる「一輝」がなにやら動きまわり、うねっているのです。
「手足を広げ、自分の存在がお腹にいることを僕たちに伝えているのでしょうか」
親の自覚を持たずにはいられませんでした。離れて暮らしている両親もちょくちょく、
僕たち夫婦の家に来るようになり、美穂のお腹に手をあてては、喜んでいます。命名会議
には、両親も参加し、「一輝」で満場一致しました。
僕たちにとって「一輝」はオンリーワンの存在です。いつまでも自分だけの独自な輝き
を発していて欲しいと思います。
僕は美穂や生まれてくる「一輝」とこれから仲良く三人で一緒に育みたいと思います。
お互いがますます輝けるような毎日を過ごせたら最高です。一輝の出産予定は二ケ月後。
いったい、どんな対面になるのでしょうか。そこにいる皆が輝くこと、間違いありません。
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