子どもと親のためのコミュニティ広場

安達真理子
あんじゅ
安達真理子(33) 富山県南砺波市

 どの親も我が子の命名には特別な意味をもってつけていると思います。十月十日(とつきとうか) の間に 凄く悩んで悩んで最高の名前を付けられていると思います。出会う人には必ず、お名前な んていうの?と聞かれます。「あんじゅです」と答えます。ご年配の方は必ず「あら〜あん じゅとズシオウね」とおっしゃいます。私はこの物語を知りません。なので悲しいのか辛 いのか、反対に夢のある話なのか分かりませんが、もしかして「あんじゅ」という主人公 と「ズシオウ」という主人公の悲劇の物語だとしたら……と思うと真実は知らない方がい いかと思っています。でも反対にハッピーエンドのとても楽しいお話かもしれませんね。 友人からは、あなたらしい名前を付けたわね。と言われます。あなたらしい……?分かり ませんが、私は世界に一つだけしかない名前にしたかったのです。そして「あんじゅ」と 名付けました。あんじゅはフランス語で「天使」という意味です。そしてその天使とは 「人を優しくいたわる人」という意味なのです。まさしくそう育ってほしいと思いました。 現在二歳になったばかりですが、離れて暮らす90歳のひいおばあちゃんが大好きで、遊 びに寄った時は「ひいばあ。ひいばあ」と言って世話を焼いています。ひいばあが立とう とすれば、杖を持ってきて、トイレに行こうとすればトイレまで全ての戸を開けて案内し ています。決して教えたわけではないのに、自分の中でこうすればひいばあが喜ぶんだな あという事が分かっているんですね。まだこの世に出てきてわずか2年しかたってないと いうのに娘から学ぶ事が沢山あります。あんじゅは「あん珠」と書きます。(たま)には綺麗な もののたとえという意味があります。世界に一つしかないと思います。もうすぐ大好きな ひいばあと同居です。四世代が同じ屋根の下で暮らします。いつまでもいつまでもひいば あを優しくいたわってあげて下さい。


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